MOLD DESIGN
製品、成形、加工、それぞれの観点から意見を交わし、最適なモデリング変更が可能。成形を熟知し、成形を理解している上で、製品形状の検討・変更を行い、金型設計を実施しています。
一からの製品モデリング、樹脂加工品を成形品にするための製品設計、1ヶからのモック品（模型）制作などもご相談ください。
MANUFACTURING 製造工程
2019年5月（有）東西金型工業とのM＆Aにより、プラスチック射出成形金型の全ての工程を一貫して国内管理できる体制を整えました。
中国に製作拠点を持ち、短納期や大物の金型製作にも対応する体制を整えています。
「中国で製作した金型が、日本で成形したらバリが止まらなくて困っている」「良品がうまく取れなくて、金型を直す所もなくて困っている」といった話を良く耳にします。
弊社では、中国で金型を製作する場合、100％日本で打合せから設計までを行っております。
日本国内に、輸入した金型の設計者がいる上で、修正、変更ができる環境を用意しているため、高品質な金型を作り上げる事が出来るのです。
中国の金型製作会社としっかりとした資本提携をしており、強固な協力関係、強い結びつきの基、金型製作を行っています。
提携する中国工場
・上海祉鑫模塑科技有限公司：1tonを超える大型の金型を製作
・昆山军威模塑科技有限公司：金型の駒の中でも、精密な部品を製作
FLOW 製作の流れ
お問い合わせ
お客様から、製品のモデルデータ・2次元図面データをお預かりします。
製品設計からご依頼頂く場合は、仕様や使用目的を打ち合わせします。
お見積り
納期、費用を算出します。
ご注文
納期と費用をご確認いただいた後、正式にご注文いただきます。
打ち合わせ
製品、成形、加工、それぞれの観点から意見を交わします。
3Dモデルの完成
打ち合わせ内容を基に、3Dモデルの形状変更を行います。
設計（CAD）
CADを使用して金型の設計をします。
加工
様々な工作機械を用いて、金型を作ります。
試作と評価
試作成形をします。成形品を測定、評価して頂きます。
納品
良い製品が取れたら、金型を納品します。
金型設計（CAD）
お客様に承認いただいた3Dモデルをもとに、CADを使用して金型の設計をします。
材料取り・加工打合せ
駒や、モールドベースの大きさが決まったら、材料を発注します。
設計が完了したら、加工者と打合せをします。
NCデータ製作（CAM）
CADデータを、CAMを使用して加工データにします。
機械加工
ワイヤーカット、マシニングセンタ、フライス、放電加工機等の工作機械を用いて、加工をします。
仕上げ・組付け
磨き、面取り等をし、部品を集結させ、最後は人の手で微調整をしながら金型を組み上げます。
試作
金型を成形機にセットして、1回目のTRYをします。
1回目のTRYをファーストTRYと言います。
製品評価・寸法測定
TRYで成形した製品の評価をします。
修正
製品評価で、NG判定の部分を金型又は、成形で調整します。
ファーストTRY、セカンドTRY、サードTRYと、良い品物が取れるまで繰り返し行います。
納品
製品が合格したら、金型を納品します。
樹脂加工品と成形品
樹脂そのものを削って形状を作るものを、樹脂加工品といいます。
コスト面では、数が少ない物は樹脂加工品、数が増えれば増えるほど金型の方がメリットが出てきます。
必要数によってはコストメリットの上で樹脂加工品か成形品かで際どい場合がありますが、その場合は一度お見積りさせていただき、どちらの方がメリットがあるか比較します。
金型が選択された場合、問題なく製品が成形できるよう、樹脂加工品を形状変更し、成形品を作ります。
使い勝手はもちろん、成形品としての課題である、ヒケ・変形・強度・アンダーカット等の問題点をクリアした後、金型の製作に進みます。
CONTACT
お客様が抱える課題のご相談や製品のご購入などは、
電話またはメールフォームからお問い合わせいただけます。
全国対応可能です。
